ボランティア

「ボランティア」の意味を調べてみた。
=自分から進んで社会活動などに無償で参加する人。Volunteer。

我々は、自然エネルギーによる第4のエネルギーで省エネ・節エネに努めているが、
エネルギーは作り出すものばかりではない。
省エネ・節エネも発電と同じである。

ボランティアによる地球温暖化防止のための植樹作業も
元気な人はできるが、足腰の弱い人はできない。

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熱中症予防は自然の力で

今年も猛暑がやって来た。予想では今年は冷夏だったはず。
30℃を越えるとさすがに暑い。ましてや35℃を過ぎるとやり場がない。こうなるとエアコンに頼るのもわからないでもない。しかし良く考えてみると、暑いからエアコンではたしていいのだろうか。冷気を作ると室外へはその熱量分だけ熱気を放出してヒートアイランドの原因の1つにもなる。

これを解決する方法はないのだろうかと考えて作ったのが地中熱を基本とした自然エネルギー換気システムである。地中にある夏の冷気と冬の暖気を有効に利用して、建物の基礎空調を行うシステムである。35℃の外気を20℃には出来ないが、24℃~25℃位には出来る。建物の日射等を考えても、政府奨励温度の28℃位には保てる。3年前にヨーロッパで発生した45℃を越える熱波、エアコンのない地域では熱中症により死者が続出したことも記憶に新しい。今年もモスクワは連日35℃を越える熱波だという。

自然エネルギーのこの地中熱利用換気システムは世界中に使用できるし、世界標準システムにもなりうる。「太陽」と「地盤」と「温度差」があれば、世界中で使える平等の地産地消エネルギーである。世界はさておいて日本での普及を目指して日夜ジオパワーシステムは奮闘中である。

ゲリラ豪雨と地球温暖化

 梅雨明けが近いのか、集中豪雨が続き各地で被害が出ている。
昨今、こういった現象が多いのだが、この「ゲリラ豪雨」の原因の1つに「地球温暖化」があげられる。

美祢市の大雨

(写真=本社前の駐車場付近[山口県美祢市])

 我々は快適性を追求するためにエネルギー消費を促し、ひいては母なる地球にも影響を及ぼしている。暑さや寒さを回避するため、工夫の仕様がなければ仕方ないが、ちょっとの工夫で出来るのであればそれは実行すべきである。先人の知恵である打ち水やよしず、すだれの利用、そして住まい方の工夫、家の建て方等々…。
 家造りでは「色」も大切である。白い色は光を反射し、黒い色は光を吸収する。また、窓は東西に取ったり南面に大きな窓を取り、ひさしの工夫を施すことにより自然を満喫できるものである。

 地中熱を基本とした自然エネルギーを使うことにより、そのほとんどは解決できる。だが、基本は「暑ければ汗をかき、寒ければ一枚着る」。当たり前のことを当たり前にすることこそ、自分の体を整え、地球に優しい、集中豪雨の少ない環境が実現出来るのではないだろうか。

さぁ、簡単なことから実行、実行。