また、暑い夏がやって来た。
汗っかきの性には、たまらんよ。

地球の上を歩く

地球は宇宙に浮いているらしいが、この自転が違えばどうなるのだろう。
真夏と真冬が入れ替わるのだろうか?
こんな考えを持つ、いい歳をしたおっさんが今、地球上の日本の、
そして山口県の長門市にいる。
子供の発想を持った70歳を過ぎたロートルである。
この発想が生まれたのが、地中熱を基本とした
自然エネルギー換気システムの開発に至った約20年も前のことである。

夏の暑いのは当たり前、冬の寒いのは当たり前。
太陽が迷わない限り、夏と冬は続く。
たった80年、暑いからといって嘆くな東光さん。
地球誕生からするとほんの一瞬ではないか!
ジオパワーの家に住んで、少しでも夏の涼と冬の暖を。

おっと忘れていた!
春と秋の快適さも含めて、汗をかこうかな。
辛抱、辛抱。

ボランティア

「ボランティア」の意味を調べてみた。
=自分から進んで社会活動などに無償で参加する人。Volunteer。

我々は、自然エネルギーによる第4のエネルギーで省エネ・節エネに努めているが、
エネルギーは作り出すものばかりではない。
省エネ・節エネも発電と同じである。

ボランティアによる地球温暖化防止のための植樹作業も
元気な人はできるが、足腰の弱い人はできない。

続きを読む ボランティア

夏場のエネルギー対策

皆さーん、電気は余ってますよー!

夏場のピークに電気が足りないのです。ピークに足りない主な理由は、エアコンの使用です。電気を蓄えることは難しいです。蓄熱システムは開発されているが、まだまだ高価なのが現状です。

夜間冷気、安い深夜電気をエネルギーに変えて、足元に敷き詰めた石に畜冷しておけば、有効に使えます。
発電、発電も結構ですが、省エネ、節エネに頭を切り替え、自然の力を利用して健康になろうじゃないですか。足元にある不変の地下5mの地中熱で、すべて解決します。

ジオパワーシステムの原理

【ジオパワーシステムの原理】
半無限状に広がる大地は、巨大な蓄熱層となって、地中温度は外気にあまり影響されず、1年中安定しています。そしてこの地中温度は、地表の気温の周期変化に対してかなり位相差(時間的なズレ)が生じており、夏は冷たく冬は温かいという現象が起きています。また、地上では日射による太陽熱やどの影響を受けた外気熱、家電製品や人体などから発する発生熱などは存在します。『GEOパワーシステム』は、地下に眠る夏の冷気や冬の暖気を取り入れ、太陽熱や発生熱を吸入・排出・遮熱しながら、それぞれの季節にあわせて効率よく利用しているのです。

なるべくエアコンに頼らない暮らし

弊社の地中熱利用システム「ジオパワーシステム」は、開発当初より、「健康室温曲線」(下グラフ)を目指していた。

健康室温曲線
開発当初は、エアコンと比較され問題外であったが、現在では、我々のシステムが見直されつつある。文明の力であるエアコンに逆らうつもりはないが、必ずこういう時期が来ると信じていた。地中熱を主とした自然エネルギー利用で「なるべくエアコンに頼らない暮らし」が実現できるのである。

そうなれば夏・冬の対策のピーク時の電力消費を極力抑え、深夜電力で電気をエネルギーに変えて、夏は蓄冷、冬は蓄熱しておいて、必要時使用すれば、ピークシフトができる。要するに電気は余っている。ピーク時に足らないのである。

足らないから発電云々というのではなく、電源のベストミックスこそが、21世紀のエネルギー革命ではないでしょうか。

ジオパワーシステムは地球(人類)に貢献しています

我々の省エネルギー・自然エネルギーシステムが地球にどの位貢献しているのか計算してみた。
ジオパワーシステムで住宅を建てると1年間あたり、約1トンのCO2の削減となる。すなわち杉の正木72本分の植林と同じである。

スギの木72本分の植林

我々はシステムを紹介する際、「破壊」ではなく「植林」と説明している。

わかりやすく説明すると、例えば、山口県の宅地面積が312.10ヘクタールである。ジオパワーシステム採用建物が今まで延べ349.86ヘクタールの植林をしていることとなる。

するとジオパワーの貢献度は毎年山口県の宅地面積以上の植林をして地球に貢献していることになる。少しずつではあるが、全国に広がりつつある。

 さらにジオパワーには「空気浄化」という副産物がある。すなわち花粉、ハウスダストの除去等により、アトピー、ぜんそくなどがやわらいだというお客様の声も多々いただいている。(詳しくはホームページ参照)

全国100社以上のジオパワーシステム会の会員様、日本中にジオパワー(力)で植林しましょう。美しい地球と人々を守るために。

工場野菜

ケチをつける気はないのだが、どうなんだろう…。
昨今、さかんにテレビ等で報道されている「工場野菜」だ。
「最先端技術」「食料の救世主」ともてはやされているのだが。
本当に最先端なのか、食料自給率向上の救世主なのだろうか…。
頭の古い昔人間の小生にはどうも納得がいかない。

小生流に言わせてもらうと、食料は土で育て、
四季を感じて、多少の虫食いは目をつぶって食するのが
本当の意味の「食文化」ではないだろうか。

水の中の栄養分を入れ、一日中光をあてて育成を増長させ、
「無農薬」だとPRしているが、これではまるで昔、子ども時代に
あった紙に味をつけた野菜はないか?と思うのは小生だけだろうか。

地中熱イチゴ

現在、ジオパワーシステムでは、自然界で土で育てつつ、
自然エネルギー「地中熱」により生産性を向上させる研究を続けている。
ハイテクではないが、必ず本物の時代が来ることを信じつつ。

(写真=山口県農林総合技術センターのイチゴ促成栽培ハウスにて・2010年6月)

季節はずれの桜の花

つい先日、ジオパワーシステム山口本部の社内を歩いていると、この時期には珍しい桜の花が咲いていた。3輪の花だったがふと足を止めた。

遅咲き?早咲き?桜の花

近頃は異常気象のためか全国的に生態系も狂っている。
ふと考えてみた。これは「早咲き」なのか「遅咲き」なのか…。
4月を境に見ると「遅咲き」であり、桜から見ると「早咲き」となる。どちらかな…と、ない頭で考えるがわからない…。皆さんはどう思われますか?
何?どうでもいい??そうであろう…。
しかし、ものは考えようである。

ジオパワーシステムから吹きだす風で真夏に室温を29度~30度に保てたとすると、「暑い」と思う人と「自然エネルギーでこれだけ出きればすばらしい」と思う人、それぞれだと思う。弁解する訳ではないが、前向きにとらえる人はすべてがいい方向に向かい、後ろ向きだとすべてが後ろ向きになるであろう。
事実は1つだが、考え方により人生が変わる。

おっと、桜を忘れていた…。
見つけた桜は自室に飾っている。自然を壊して悪いことをしたかな…?
行動を起こした後は悔やまない、悔やまない…。
この桜を見て心和やかになろう。考え方を前向きに持って。

日本丸の船長

今は日本の将来を決めるであろう民主党代表選挙の真っ最中である。どちらになっても我々にとっては要するに日本丸の船長としてのしっかりした舵取りを願いたいものである。お互いには一長一短あるが、あまり小さいこと、すなわち重箱の底をつつきあっても仕方のないことである。

我々とすれば、自然エネルギーを国内及び海外に普及させ、環境面、特に省エネ部門での世界のリーダーシップを発揮してもらいたい。その材料としてはジオパワーシステムは充分であるし、世界が認めている政府奨励温度、すなわち、「夏は28℃、冬は18℃」を国が定めれば、エネルギー問題は解決できるはずである。
電気はあまっているはずです。なぜなら、夜間の電力使用を各電力会社は進めているし、割安でもある。最大の増加の民生部門、その中で家庭、業務に分かれるが、ジオパワーシステムはピークのエネルギー消費を削減するシステムなので、発電発電と騒がなくても国が制度を変えるだけで、1990年比の25%削減は民生部門においては可能である。

総理大臣、
やる気でやりましょう!!

熱中症予防は自然の力で

今年も猛暑がやって来た。予想では今年は冷夏だったはず。
30℃を越えるとさすがに暑い。ましてや35℃を過ぎるとやり場がない。こうなるとエアコンに頼るのもわからないでもない。しかし良く考えてみると、暑いからエアコンではたしていいのだろうか。冷気を作ると室外へはその熱量分だけ熱気を放出してヒートアイランドの原因の1つにもなる。

これを解決する方法はないのだろうかと考えて作ったのが地中熱を基本とした自然エネルギー換気システムである。地中にある夏の冷気と冬の暖気を有効に利用して、建物の基礎空調を行うシステムである。35℃の外気を20℃には出来ないが、24℃~25℃位には出来る。建物の日射等を考えても、政府奨励温度の28℃位には保てる。3年前にヨーロッパで発生した45℃を越える熱波、エアコンのない地域では熱中症により死者が続出したことも記憶に新しい。今年もモスクワは連日35℃を越える熱波だという。

自然エネルギーのこの地中熱利用換気システムは世界中に使用できるし、世界標準システムにもなりうる。「太陽」と「地盤」と「温度差」があれば、世界中で使える平等の地産地消エネルギーである。世界はさておいて日本での普及を目指して日夜ジオパワーシステムは奮闘中である。

発電より大事なもの(少しの我慢と少しの工夫)

自然エネルギーの利用法については続々といろいろなカタチで考案され実行されている。我々のジオパワーシステムも同様であるが、今回は「発電」について考えてみよう。

化石燃料の枯渇など様々な理由から、自然エネルギー等による発電や原発を含む発電などが世界中の注目の的である。もちろん否定するつもりはないが、考え方やものの見方を変えてみると、はたしてそれ一辺倒でいいのだろうかと思う。乱暴な言い方をすれば、電気は余っている。足らないのはピーク時、例えば夏の日中、それ以外は電気は余っているのではないだろうか。ピーク時の最大の理由はエアコンの使いすぎと思われる。

すだれ

 昔に戻れとは言わないが、少しの我慢に、自然エネルギーを利用して、エアコンの使用量を減らしてはどうだろうか。暑いからエアコンに頼る→頼るから排熱が出てヒートアイランド現象となる。これではいくらエアコンの成績係数(COP)があがっても、台数を増やせば逆効果であり、体を壊す原因にもなる。

足らないから発電して電気を作る…ではなく、現状を工夫し過剰な使用を避けるべきである。「もったいない精神」から、少し我慢して、「夏は暑いのが当たり前、冬の寒いのは当たり前」の「ジオパワー精神」でいけば、民生部門の家庭のCO2排出量25%削減は夢ではなく、必ず達成出来る。家族の健康も「少しの我慢」から。それができれば人間の持つ自然の治癒力も回復出来、一石二鳥である。現代人は汗腺の数が減少しているとのこと。暑ければ汗をかき、寒ければ毛穴を閉じて体熱のバランスを取っている。これこそが病に対しての抵抗力、すなわち神より与えられた人間の特権であろう。暑いから寒いからといってすぐにエアコンに頼るのではなく、自然をうまく利用して生活を楽しむのも必要ではないだろうか。その考え方であれば我々の開発したジオパワーシステムで充分に過ごせ、環境と健康の両面から、幸せをつかむことが出来る。まさに家を建てて健康になり、幸せになる…つまり、ジオパワーシステムのコンセプトである。暑い夏をジオパワーと日本古来のよしず、すだれ等を利用するなど、工夫をして乗り切ろう。