女房の法事

先日、女房の7回忌をすませた。
私の兄妹と女房の姉妹、そして3人の子供とその子供8人。早いようで短い6年間だった。人は死ぬと縁は切れるというが、死していろいろなことを残してくれた。

人への思いやり、人の痛み、もてなしの心、まさに我々が求めているジオパワーシステムの心でもある。なくしてわかる不自由さや、あれをしてやれば良かった、こうすれば良かったなど、生きているときは思いもつかないことを、学ばせてくれた6年間であったし、人の恩を思い知った歳月でもあった。

過去ばかりを振り返っても仕方ない。明日に向かって故人が教えてくれた事を心の支えとして、人の為、世の為に研究や開発に取り組んでいきたいものである。そのことが最大の供養になると思われる。

体を十分に整え、健全な精神を保ちつつ、故人の分だけ長く楽しく生きていくことを改めて誓った1日であった。