仕事の進め方にはその人その人、あるいはその業種によっていろいろある。こつこつと一つずつ積み重ねていく人もあれば、一気に完成まで昇りつめる人もあろう。小生は昔からこつこつではなく、締め切りが近付くと一気にテンションが上がり、仕事への意欲が高まり、完成度が増すタイプである。
小生がまだ船乗りの頃は船の整備に関しては必ず一発請負を申し出ていた。つまり3人で一週間かかる船倉の掃除などは上司と掛け合い、3人で3日で作業を完全に終了するのであとの3日のうちの2日は休ませてもらっていた。
また、小生は意地が悪かったので、他の人が仕事をしているところへわざと普段着に着替えて出向き、「俺は今から遊びに行く。皆は作業を頑張ってくれ」と言っては他人から嫌われていた。
小生とすれば、仕事は完成しているので内容はどうであれ会社としての目的は達成できているので何の問題もないとの当時の見解であった。今でも変わらず、要は、仕事については「時間」より「中身」が大事である。発明や創意工夫は、私に言わせれば、いかに楽をするかだと思っている。
皆さん、効率よく仕事をしましょうよ。要領男からの提案でした…。