自然の災害は自然で癒す(地球で住まいを冷暖房)

以前から全国の自治体に「災害時避難場所での空調問題」について提案してきた。
しかし、今回の地震は今までと格段の差がある被害である。
またこのような災害が、寒い時期または暑い時期の場合なおさら大変な事態となる。
エアコンは電力消費が多いので使えない…または電源がないという際に、自然エネルギーを上手に利用できる我々の地中熱利用換気システムは活躍できる。

例えば、体育館に5セット設置したとして、1kwもあれば事足りる。また、電源がなくとも非常用の発電機で対応できる。我々のシステムは冬は比較的暖かい地中熱と発生熱をうまく床下の石に蓄熱させ、明け方の冷え込みを緩和する。一方、夏は夜間の冷気を蓄冷することができる。エアコンほど威力はないが、充分に寒さ・暑さはしのげる換気システムである。それと同時に室内の空気浄化も加味される。商売気を出すわけではないが、全国の自治体に義務付ければ、災害時等のいろんなケースでお手伝いができるはずである。

とにかく、一人でも多くの人が健康でいられるように遠い山口より願う今日この頃である。

鯨の肉に思う

先日、鯨の肉を食べた。
昔は当たり前だったが、今は高級品である。

鯨肉で若かりし頃を思い出した。
小生は18才より3年半、捕鯨船に乗船していた。南氷洋、北洋捕鯨と、内地操業があった。南氷洋2回、北洋1回で、あとは成績が悪かったので内地操業だった。

食事の時の話で岩手・宮城の話を懐かしがって話していたが、その次の日、あのような大地震が起こるとは夢にも思わなかった。

18才から20才くらいは宮城県の女川、鮎川、石巻等が基地となり、捕鯨に携っていた。懐かしいが、このような惨事、何と言っていいやら…。小生を知っている人もいるだろうが、半世紀前のことである。年老いておられ、無事だろうか。地域によっては壊滅状態である。あの地域は一つの町から隣まで山越えが多かった様に思われる。

手伝うこともできず、ただ呆然と見守るだけである。
少しでも被害が少なく、復旧も早く出来るよう、微力ながら協力させてもらいたいものである。
あの懐かしい港町の美しさを思い浮かべながら。

新しい東光会

先週日曜日、トーコーハウスの協力会の新年会が開催された。
発足以来毎年行っているが、今回は会長さんが新たに選出された。

今までの会長さんのおかげで長年続けられてきた協力会であるが、毎回趣向を凝らしたイベントも開催されている。小生前々から、元請け、下請けの関係でなく、お互いが協力し合って、本当の意味でのお客様にいい家、一生の買い物を一刀入魂で完成させ引き渡してもらい、それからトーコーハウスとの付き合いを始めるために頑張っていきたいと考えていた。
我が社も若い社長、協力会も若い会長、毎日毎日いろいろな意味で地域になくてはならない、必要な業者である為のお客様本位のイベントを考えて実行してもらいたいと願った日でもあった。発足から30年、地域になくてはならない東光会であってほしいし、そうあるべきだと思う。

「温故知新」を忘れず頑張ってもらいたい。
輝かしい朝日のごとくの東光会のため、地域のために!!

久々の祝い事

20日の日曜日、結婚式に参加させてもらった。
最近は葬式が多かったため、久しぶりのお祝事だった。
やはり、祝い事はいいものである。鋭気をいただいた。元の同僚(長門市議時代)の息子さんのおめでたである。現在はえらくなられて長門市の市長になっておられるが、久しぶりにお会いした。人数もおそらく長門市始まって以来の人数であろう。380人以上であった。久しぶりに昔の仲間、友人、知人と酒をくみかわした。悲しい酒もおもむきはあるが、やはり美酒は楽しい酒である。昔の仲間もすでに80歳代になっておられるのに元気一杯である。小生まだまだ元気が足りないと思いつつ仲間との話に花が咲いた。元総理の安部晋三さんも来場しておられ、これまた久しぶりに声をかけていただいたし、話ができた。
あれだけの有名人の出席のもとの結婚式である。幸せも人一倍であろうし、そうあってほしい、と願いつつ式場をあとにした。~ハッピーウエディング~

女房の法事

先日、女房の7回忌をすませた。
私の兄妹と女房の姉妹、そして3人の子供とその子供8人。早いようで短い6年間だった。人は死ぬと縁は切れるというが、死していろいろなことを残してくれた。

人への思いやり、人の痛み、もてなしの心、まさに我々が求めているジオパワーシステムの心でもある。なくしてわかる不自由さや、あれをしてやれば良かった、こうすれば良かったなど、生きているときは思いもつかないことを、学ばせてくれた6年間であったし、人の恩を思い知った歳月でもあった。

過去ばかりを振り返っても仕方ない。明日に向かって故人が教えてくれた事を心の支えとして、人の為、世の為に研究や開発に取り組んでいきたいものである。そのことが最大の供養になると思われる。

体を十分に整え、健全な精神を保ちつつ、故人の分だけ長く楽しく生きていくことを改めて誓った1日であった。

冬に暖かいジオパワーの様な話

ありがたい話である。
我々のシステムを導入されたお客様より、地中熱普及の助言をいただいた。このブログでも過去にご紹介させていただいたデコポンさん(※1)からである。三重県でのジオパワーシステム導入がデコポンさんのお宅の近所とのことでご協力いただいたらしい。いろいろな気づきありがとうございました。

本部または会員、一生懸命やっているのですが、気づかない点(お客様に対して)もあり、また、これが我々の今後の勉強へとつながる点が多いにあるわけで大変参考になります。
我々の開発の原点は「家を建てて幸せになる」です。そしておいしい空気をジオパイプでつくり、人間の本来持っている自然治癒力を回復させ、元気な体造りに貢献することです。そしてデコポンさんのようなお施主様の点が線となり面となり日本はおろか世界に広まれば、私がいつも言っているノーベル平和賞も夢ではないかも知れません。これは開発者だけではなく、使っていただける人たちの力の輪(和)と思われます。

デコポンさん、10年後を目処に飛行機をチャーターして皆さんで授賞式に参加しましょう。省エネと健康、そして心の豊かさを求めて。

※1)デコポンさん:GEOパワーシステムをご導入いただいた三重県のお客様。ブロマガ「デコポンさんちの地熱日記」で地熱の家の住み心地をレポートされています。
 

ジオパワーシステムは地球(人類)に貢献しています

我々の省エネルギー・自然エネルギーシステムが地球にどの位貢献しているのか計算してみた。
ジオパワーシステムで住宅を建てると1年間あたり、約1トンのCO2の削減となる。すなわち杉の正木72本分の植林と同じである。

スギの木72本分の植林

我々はシステムを紹介する際、「破壊」ではなく「植林」と説明している。

わかりやすく説明すると、例えば、山口県の宅地面積が312.10ヘクタールである。ジオパワーシステム採用建物が今まで延べ349.86ヘクタールの植林をしていることとなる。

するとジオパワーの貢献度は毎年山口県の宅地面積以上の植林をして地球に貢献していることになる。少しずつではあるが、全国に広がりつつある。

 さらにジオパワーには「空気浄化」という副産物がある。すなわち花粉、ハウスダストの除去等により、アトピー、ぜんそくなどがやわらいだというお客様の声も多々いただいている。(詳しくはホームページ参照)

全国100社以上のジオパワーシステム会の会員様、日本中にジオパワー(力)で植林しましょう。美しい地球と人々を守るために。

野球場

そろそろテレビや新聞等ではプロ野球のことが話題となりつつある。
野球といえば、小生若かりし頃、事業を始めて間もない頃のことである。
山口県防府市の長沢ガーデンに行った時のこと。
通りがかりにセキスイハウス山口工場にさしかかったとき、長男(現社長)が
突然話を切り出した。

「お父さん、あんな大きな会社は野球の練習場があるん?」と。
私は「あるよ。会社が大きいので働く人がいっぱいおるから社員のためにあるんよ」と返した。

「へぇー、トーコーハウスは何でないの?」と聞いてくるので、
「まだ作ったばっかりで会社が小さいからまだないんだ」と返事したのを思い出す。
そこで、亡き女房がこう言った。
「お父さんとお母さん達で会社の基盤を作るから、あなた達で大きくして野球の練習が出来るくらいの会社にしたら」と。
「誰にも負けない会社にするから、あとは皆で頑張れよ」とつけくわえた。

30年位前だったか、夢は叶いそうである。SST工法の原点を地道に歩いてきたので必ず花が咲くはずである。いや咲かせてみせる。
社員よ、会員さんよ、今一歩の努力とふんばりだ。
がんばろう、夢の実現のために。

長門富士?花尾山

花尾山

先日の雪で近くの山々がうっすらと雪化粧である。
山口県秋芳町のジオパワーシステム本社の窓よりくっきりと山が見える。
聞くところによると県内北浦一の「花尾山」らしい。
まるで「長門富士」とでも云おうか。雄大できれいである。

花尾山といえば、中学校時代に登った記憶がある。
男女10人くらいで登った。あの時代は雄大さとか心が洗われるとか、
考えつかなかったが、確かゆっくりと休み休み登った覚えがある。

今頃登ると、また趣が違うのだろう。
普段は気にもかけないが、雪をかぶるとはっきり見えて、
ミニ富士山のようできれいである。
同じ姿でも化粧によって変わる女性のようでもある。

人には心があるが、はたして山に心があるだろうか。
見る人の心はとらえ方で豊かにはなるのだろうが。
常に豊かな感情で過ごしたいものである。
さ~て、雄大な心を持って生きよう~?

タイガーマスク(伊達直人)

タイガーマスク、久々に聞いた名前である。カッコイイの代名詞でもある。新聞・テレビなどで取り上げられているこの行為、頭がさがる思いである。施設に対してのランドセルの寄付。さぞかしもらった子どもたちはうれしかったであろうし、一生の思い出となるだろう。

人それぞれ行為に対しての思いはあるが、行動を起こすのは難しい。本当に今の時代に明るい光を与えてくれた。これを機会に、小生も考え方を変えねばと思う。亡くなった女房がいろんな施設にその行為を実行していた事を思い出す。

歌舞伎の一節ではないが、“今年は春から縁起がいいわぃ”の心でこの気持ちを持続したいものである。
全国のタイガーマスクさん、いや伊達直人さん、すがすがしい心有難う、この心いつまでも忘れません。
人類がすべてこの心になれる様に!!