日本の行く末

混迷する日本の政治、どうなるものやら。
いろいろ評論家がおられ、それぞれに意見を出しておられる。
聞く方かすると面白いが、当の本人達は大変だと思われる。
しかし日本丸の方向性を決める人達である。
もう少し大局的に、そして行く先をしっかり見すえて計画し実行してもらいたい。
小生も若いとき(35才~47才まで)長門市の市議をさせてもらったが、常に10年、30年先を考えての日々の発言であったため、少しけむたがられたこともあったが、自分とすれば正論だと思い行動していた。

菅首相も自分を信じ、仲間を信じ、反対意見にも耳をかたむける心の広さも必要ではあると思う。また、2大政党としての自民党も頑張ってもらいたい。少しトップの方が頼りない様ではあるが。いろいろ人材は揃っているのではないだろうか。

開発の秘話

新年あけましておめでとうございます。
休みの日、1日中ボーとしていたら昔を思い出した。
あの頃は井戸水のごとく、アイデアがわき出ていた。
ジオパワーシステムもボーとしていた時のアイデアである。

我々は今までは、井戸水の原理とお客様に説明していたが実際には、
地表熱を地熱と表現しており、少しうしろめたさがあった。
ならば穴をあけてその中の熱を取り出せば良いと考えたが、それでは水が入る。

では筒にすれば水は入らず、空気のみ通すことにより、夏は冷たく、冬は暖かい、
自然エネルギーが取れるのではとの考えから、即実行に入った。
何でも思ったら必ず実証しなければ夜も眠れない性格である。
おまけにガンコ者。周りの人が迷惑である。
この実証こそが現在のジオパワーシステムの原点であり、
「地球で住まいを冷暖房」の原点である。いろいろのカベに当たったが、
回り道をしたり、突き破ったり、いばらの道であったが、出来ると信じて
行動したおかげで、現在に至った。

住む人の幸せを願いつつ、次の開発に望むことを誓い新年を迎えた。

一級建築士合格

我社のトップデザイナーのY君。実力は特級以上だが、どうしても一級建築士の免許が取れなかった。おそらく今までは合格すれすれだったのだと思う。そのY君より私のいる越谷レイクタウンのGEO関東本部に「合格した」との電話があった。本人もさぞ安心したことだろう。おめでとう!

私も免許はいろいろ持っている。要領の良さで案外簡単に難しい試験に合格している。
Y君は責任感が強く、合格するには満点でなければ免許を受けるのに申し訳ないと思うようなパーフェクト人間である。そんな人間の合格だからかなりの高得点の合格と思われる。

今日は全国的に真冬日となり、寒い一日である。晴れて祝ってやりたいが、この冬一番の寒さもまた、冬将軍からのお祝いのメッセージだと思っている。ものは考え様である。
Y君、これからは本当の意味の君の実力を図面に描いて設計の軸となって、お客様に満足と夢と幸せを与えて下さい。頼りにしてまっせ!!まずはおめでとう!

ありがとうございました

週の初めの全体会議が終わって、ジオパワーシステム関東本部で目標に対しての行動計画を協議中に山口本部から電話があり「岐阜県の会員様から私宛に小包が届いた」とのこと。はて、中身は何であろうと聞いてみると、お茶と本が入っているという。

お茶と本

あ~、なるほどと納得。
前回の三重でのジオパワーシステム会員研修会で、私の体調が万全でないといったことを覚えておられ、体に良いお茶と生活習慣の見直しの本らしい。ありがたいことである。本当に感謝、感謝である。ありがとうございました。山口に帰って読ませていただき、飲ませていただきます。何よりも力が出て元気が出てくることでしょう。頑張ります!

岡山の研修会の時は兵庫の会員様から書籍などをいただき、ある時の三重の研修会の時は、三重の会員の専務さん(社長夫人)からも元気の出る本を戴いた。本当に皆様の心遣い、涙の出る思いです。必ずジオパワーシステムのバージョンアップを開発して世の為、人の為に頑張ることをお約束致します。ありがとうございました。

絶景富士

朝6時起床、カーテンを開ける。雨がシトシト何だ雨か?と思いきや、遠くの富士山を見て驚いた。まさに絶景である。関東は雨だが、富士山のふもとの静岡は晴れている。富士山の雪山に朝日があたり、くっきりとあの雄姿が浮かび上がっている。舞台の主役にスポットライトが当たった様にまさにすっきりとである。この様な景色を長い人生の中で初めて見た、感動である。

人に感謝、出来事に感謝、出会いに感謝の念を忘れずに、今を感動を心に刻んでおきたいものである。太陽よありがとう。季節よありがとう。そして社員、家族よありがとう。いつまでも眺めていたい絶景であった。
急に人生を悟った様であるが、現実はまだまだ修行の身?である。さあ明日に向かって頑張ろう。

工場野菜

ケチをつける気はないのだが、どうなんだろう…。
昨今、さかんにテレビ等で報道されている「工場野菜」だ。
「最先端技術」「食料の救世主」ともてはやされているのだが。
本当に最先端なのか、食料自給率向上の救世主なのだろうか…。
頭の古い昔人間の小生にはどうも納得がいかない。

小生流に言わせてもらうと、食料は土で育て、
四季を感じて、多少の虫食いは目をつぶって食するのが
本当の意味の「食文化」ではないだろうか。

水の中の栄養分を入れ、一日中光をあてて育成を増長させ、
「無農薬」だとPRしているが、これではまるで昔、子ども時代に
あった紙に味をつけた野菜はないか?と思うのは小生だけだろうか。

地中熱イチゴ

現在、ジオパワーシステムでは、自然界で土で育てつつ、
自然エネルギー「地中熱」により生産性を向上させる研究を続けている。
ハイテクではないが、必ず本物の時代が来ることを信じつつ。

(写真=山口県農林総合技術センターのイチゴ促成栽培ハウスにて・2010年6月)

同郷

人気テレビ番組「劇的ビフォー・アフター」で、我がジオパワーシステムをご紹介いただいたのはまだ記憶に新しい。担当された建築士のお名前が、本間さんという。
私の友人で新潟県村上市に同じ苗字で「本間」という男がいた。もう65歳位になっているだろうか…。偶然にも先ほど紹介した「劇的ビフォーアフター」の本間さんも新潟の村上市出身と聞いたので驚いた。何かつながりがあるのだろうか。それとも赤の他人なのか…。

船乗り時代、友人のほうの本間君は普段はやったらやりっぱなしの男だったが、上陸すると別人のようだった。特に昔の船乗りの定番である飲み屋に行くと、ギターを片手に得意な歌を歌っていた。今でもはっきりと思い出す。飲み屋に行くとカッコイイ男だった。普段は私の方がカッコ良かったが…。

船の中 ダサい男も ギター持ちゃ
陸(おか)の流しも シッポまく
 

友人の本間君、今はどうしているやら。

歯医者

ジオパワーシステム関東本部に来て久しぶりに歯医者に行った。
越谷レイクタウンの近くの藤井歯科である。
インターネットで検索して、院長のプロフィールを見て行動した。ネット上の説明以上にすばらしい先生である。いろいろ話を聞いて、ご指導していただいた。

だいたい小生は、医者に行くといろいろ聞くので先生に嫌がられるのだが、この先生は違った。いろいろ多岐に渡り教えていただいた。また奥歯を1本抜いたが、痛みが全然なかった。そのせいでほめているのかな。

歯医者へは何年ぶりだろうか。大の男が注射が嫌い、つまり医者嫌いとなってしまっているのである。

しかし長年(60年以上)使わせてもらった歯である。大切に守っていきたいものである。上段は1本も悪くなく全部自前である。これからも自前で行きたいと願いつつ医院をあとにした。外に出ると何か爽やかな気分である。抜いてさっぱりしたせいか。

 
 
半世紀  以上お世話に  なった歯に
別れを告げて  なぜかすっきり

富士山

雨上がりの景色はきれいに見える。
今頃の時期は特に空気がきれいで、遠くまで見える。
越谷のマンションからは、スカイツリーがはっきり見えるようになった。あれだけの距離があるのだが、人間とは偉いものである。現在は450m位の高さだろうか?完成が待ち遠しいものである。スカイツリーと一緒で富士山もきれいである。マンションからも、通勤中の電車からも天気の加減でくっきり見える。

昔から、富士山の近くで住むのが夢だった。余裕が出来れば、別荘がほしいものだ。ゆっくりと富士山を眺めながら、人生を振り返り、また頭をすっきりさせて、開発に力を入れたいものである。いつになることやら…。
だが必ず実行する。夢をかなえるためにも。
 

我、夢を  願いかけつつ  富士の山
車窓で見えて  マンションからでも

寿司のワサビ

ワサビのきいた寿司を食べて、ふと昔のことを思い出した。

わさびのきいた寿司

私がまだ船乗りだった頃、第5幡州丸という4000トン弱の船でマグロの操業に大西洋のカナリア諸島のラスパルマスという港を中心として行動していた頃の話である。連日、自分の腕を自慢してマグロのトロで寿司を握っていた。

この頃、高知県の土佐清水市の田川という操機手がおられ、ある日、私のにぎる寿司にケチをつけた。
曰く、「東光のにぎる鮨は旨いが、ワサビが少ない!」と。
私は負けずぎらいの性分なので、親指大ほどのワサビを入れた寿司を握って食べさせた。

これを口に入れた田川さん、口の中でワサビがきいて何を言わず1分位経っただろうか…。
涙をポロポロ出しながら、「うーーん。うまい!」と負けん気を出しながらほめてくれた。
同じく負けず嫌いであるこの男のせめてもの抵抗であった。

田川さん、あの時は大変失礼しました。
いろいろと教えてもらっていたのに…。
酒と話の好きないい先輩であった。
お元気ですか?もうかれこれ80才位になっておられることでしょう。