萩市笠山のふもと、「明神池」のほとりを歩いていると、弊社のキャッチコピーばりの看板に出くわしました。
それは「天然のクーラー」!!(写真下)。
笠山一帯には、溶岩の隙間から風が出入りする「風穴」がいくつかあります。中でも明神池のほとりにある神社社殿奥の風穴が最大だそうです。真夏でも13℃くらいの冷風が流れるそうで、まさに「天然のクーラー」と言えるでしょう。仕組みは笠山を形造っている多孔質の岩石に雨水や海水が浸透し、その水が蒸発する際、周囲の熱を奪い、温度を下げるためだといわれています。
この日の萩は、雲ひとつない晴天で長袖のシャツ1枚で過ごせる暑い日だったのですが、この場所に来ると、ひんやりと一気にクールな空気につつまれました。
これは夏に来れば驚きの効果を体感できることでしょう。夏は是非、温・湿度計を持ってレポートしたいものですね!