幸運のタマムシ、山口県美祢市で発見!

日本の甲虫の中で最も美しいと言われている「タマムシ」が、弊社社屋付近にいたので撮影しました!

タマムシの中でも一番メジャーで美しいとされる「ヤマトタマムシ」で、体長は約4cmでした。全体的に緑色の金属風な光沢があり、背中には赤と緑を基調とした虹色のような縦じまがあります。見るアングルによって色の変化が楽しめます。

タマムシは漢字で書くと「玉虫」で、玉は宝石という意味も含まれており、またの名を「吉丁虫」とも呼ばれているそうです。

 タマムシのハネは死後もその美しさをキープすることから、昔から装身具などとして扱われ、縁起の良いものとして珍重されていたそうです。タマムシは、メタリックな光沢があるコガネムシやカナブンなどとともに「幸運を知らせる虫」と言われているようです。さっそく宝くじでも買ってこようと思います(笑)海外ではジュエルビートル(宝石のような甲虫)とも呼ばれるそうです。

 また、タンスの中にこの虫を入れておくと「着物が増える」という言い伝えもあるようですが、とてもかわいそうなので私には無理です。タンス用の防虫剤と一緒に入れてしまうと、言い伝えの効果はゼロになると思うので、皆さんもタンスにはくれぐれも入れないようにお願いします!(笑)

 タマムシは環境変化等によるストレスに非常に弱いそうなので、飼育する場合はより自然に近い室温の地中熱利用空調がおすすめです。しかし、やはりなんといっても本当の「自然」が一番。このタマムシは写真を撮るとすぐに山口県美祢市の大空へと元気良く飛んでいきました。